事務所に入らずに音楽で生計を立てるためにすべきこと(3)

ミュージシャンのためのマーケティング

※この投稿はミュージシャンにんりたての頃に書いたもので、振り返ると稚拙な部分もありますが、あえて原文のまま残しておきたいと思います。
 
過去の記事:
事務所に入らずに音楽で生計を立てるためにすべきこと(1)
事務所に入らずに音楽で生計を立てるためにすべきこと(2)
 
 
今、パソコンのキーを打ちながら僕は考えています。
この記事を読んでくれるのはどんな人なんだろうか・・・、と。
 
おそらく「今すぐにでもプロになりたい」という方は少数で「チャンスがあれば(機が熟せば)プロになってみたい」という方のほうが多いのではないでしょうか。
(もちろん、プロなんてなる気はサラサラない、という方も多いとは思いますが・・・。)
 

プロとチャンスと実力と・・・

僕もかつては「チャンスがあれば・・・」と考えていました。
さらに言うと「いつか実力が伴うようになれば!」とも思っていました。
でも、散々チャンスを待って待って待ち尽くしたある時、思ったんです。
 
『チャンスってなんだ?』
『実力が伴ったら・・・とはいうがゴールはどこなのか?』
 

チャンスはいつ来るのか?

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チャンスは待ってるだけでは、まず来ません。
僕の場合は、プロを目指した学生の頃、コンクールで入賞することを目標にしてきました。
入賞すればなんとか道がひらけると思ったからです。
でも何度入賞しても、プロの道は現実になりませんでした。
チャンスが来なかったわけではありません。
僕自身、入賞した後の具体的なプランが全く無かったからです。
 
チャンスは、行動しようとしている人の元に来るのです。
行動しない人にチャンスは来ません。
 

実力がないから何もしない?

また、「プロになるには実力がないから・・・」というのも言い訳です。
行動しない自分を正当化しているだけなのです。
 
プロになるためには、演奏の実力を高める以外にも色んな準備が必要です。
それでは、その準備はいつから始めるのでしょう?
 
実力が伴った(と自分が判断できた)段階から始めるのでしょうか?
 
それでは、時間がもったいないです。
人生は1度きりです。
プロになる準備は、今すぐに始めるべきです。
 
 
そこで、演奏技術以外に持っていると便利なスキルをまとめてみました。
(飽くまで、僕のノウハウに準拠したものですので、このスキルがないとプロになれないというものではありません。)
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独立系ミュージシャンに必要なスキル例

① web検索
条件検索などを使いこなせると市場分析に役立ちます。
② ワード、エクセル
納品書・請求書作成、経理等で必要になってきます。
③ サイト構築・運営
公式サイトの作成、運営が必要です。Wordpressがとっつきやすいでしょう。
④ アクセス解析
Google Analyticsでアクセス解析して、潜在的な顧客を分析します。
⑤ 音源編集
録音した音源を編集できると便利です。スピーディに音源配信ができます。
⑥ 動画編集
プロモーションにYouTubeは必須です。動画を頻繁にアップできるようにしましょう。
⑦ 楽譜浄書ソフト
作曲・編曲する場合は、作品の頒布も視野に入れ、Finaleなどの楽譜浄書ソフトに親しんでおきましょう。
⑧ デザイン
イラストレーターなどが使えると、フライヤーなども自分でスムースに作れます。
 
以上は、独立型ミュージシャンとして、演奏技術以外に必要な能力です。
僕はこれらの事が必要だと思ったので、基本的に全てについて、自力で戦える能力を身につけました。
ですが、この世の中には外注という便利なシステムがあります。
 
もし周りに有償・無償問わず協力してくれる人がいるなら、それも「持っている能力」としてカウントしても良いでしょう。
僕みたいに完全単独でなく、グループで取り組むのも良いアイデアだと思いますし、部分的に外注するか、事務所のようなところに頼るのも悪くはないと思います。
 

今から準備を!

さぁ、もうおわかりですね。
実力が伴わないから何もしない、なんてもったいない!
大事なのはスタートを切るかどうかです。
あなたがもしプロになりたいのであれば、今から準備をするべきなのです。
 
 

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